歯科ドック・デンタルドックの目的

一般の方は、積極的に自分の口の中を見る習慣がないので、口の中の変化に気付かないことが多く、昔からの慣習で、患者さんも歯科医も「歯は悪くなったら治療するもの」と思いこんでいることが歯に関する病気が発見時に手遅れとなっている原因です。

今まで「歯科ドック」とか「デンタルドック」という言葉に馴染みが無かったのは、歯科医療機関において1歯単位の治療という診療体制がベースにあるため、口全体をひとつの器官と捉えることができず、検査をするにも、何をどう検査したらよいか分からなかったことが最大の原因と思われます。

しかし歯科ドックをある年齢でお受けになることは、ご自分の歯で一生過ごせる幸せの権利を獲得する上では必要不可欠なのです。

歯科ドックでは「日帰りの人間ドック」のようにただ資料を採り、結果を伝えるだけではあまり意味がありません。

歯科の病気は、ただでさえ他の病気と比べて優先順位が低いので、検査で結果を伝えられてもその後積極的な治療受診にまでは至らないことが多いからです。

歯科に関する情報は非常に少ない状態にあり、歯が無くなったらどのような事が生じるかも、ご本人が体験して初めて認識し、歯を失ったことに対して絶望感に襲われるという結末がほとんどです。

こういったことにならないように、専門家と一緒にご自分のお口の現状を確認しながら検査資料を取り、歯の重要性や最低限知っていただきたい歯の知識の学びつつ、将来的にも衰えることの無い、お口の健康へ向かってスタートを切ることを可能にするのが「歯科ドック」「デンタルドック」を行う目的です。

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